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クラーケンの信頼性と透明性を高める取り組みとは?

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昨今、暗号資産取引所の財務状況に対する不安が急速に高まっていることを踏まえ、クラーケンがお客様の資産をお預かりする体制に関してご案内します。

まず第一に、クラーケンはグループ全体で、Alameda Reseach(アラメダ・リサーチ)に対するエクスポージャーは一切なく、FTXにおいて9,000FTT(2022年11月11日時点で360万円相当)を保有しているのみです。また、FTTトークンは、クラーケンの取引所や先物において取扱ってはおらず、FTXの危機によるクラーケンの財務状態への重大な影響はありません。

第二に、クラーケンの日本法人(クラーケン・ジャパン)であるPayward Asia株式会社においては、資金決済に関する法律(資金決済法)に基づき、独立した監査法人による、財務諸表に関する監査及び利用者財産の分別管理に関する監査を受けており、お客様の資産を当社の資産と分別して管理しています。

お客様にお預けいただいた金銭に関しては、信託銀行に信託されており、暗号資産に関しては、オフラインの環境(コールドウォレット)で安全に保管されています。

また、クラーケンは、顧客資産の透明性を高めるため、定期的に会計事務所(Armanino LLP)によるProof of Reserves(PoR)を実施しています。PoRは、クラーケンがお客様の資産を確かに保有していることを、独立した会計事務所が証明するプロセスです。PoRは、お客様の資産を保有していることの強力な証拠であり、クラーケンは早くからこのような取組みの重要性を理解し、業界を先導してまいりました。

クラーケンは、この取り組みにおけるパイオニアであり、現在半年に一度のPoRを実施しています。これにより、当社は取引所やステーキングサービスをご利用いただくお客様の資産の保有状況についての透明性を確保しています。今後は業界全体として、このような透明性が必要になってくると考えており、暗号資産エコシステム全体の健全性のため、他の取引所もこの取り組みに追随することを願っています。

直近のPoRにおいて、クラーケンが、顧客資産の100%を超過する量の暗号資産を、安全に保有していることが確認されています。PoRの詳細や対象となる資産については、今年8月の当社ブログ記事をご覧ください。

お客様におかれましても、PoRの結果について、ご自身の口座内でご確認いただけます。

  1. クラーケンの口座にサインインする
  2. ページ右上のアカウントのアイコンから「設定」>「Audits」に進み、「Record ID」もしくは「Merkle Leaf」を確認する。
  3. 「Record ID」を使用して、Armanino LLPのサイトで確認を行い、残高を確認する。

万が一、クラーケンの口座内でRecord IDまたはMerkle Leafが表示されない場合においても、ご心配には及びません。その場合、クラーケンがPoRの確認を受けたタイミングにおいてその対象資産の預かりがなかったことを意味します。次回のPoR(2023年1月上旬の予定)以降は、対象資産の口座残高を確認できるようになる予定です。

このPoRの取り組みを通して、お客様の資産に対する透明性を高めるだけでなく、お客様から信頼される取引所になることが私たちの目指す先です。

クラーケンの使命は、暗号資産の普及を通して経済的な自由を社会にもたらすことです。そのために、PoRによる透明性が不可欠だと考えています。もちろん、お客様の資産を最も安全に守る手段として、お客様ご自身の保有するウォレットで暗号資産を保管する方法があることは、言うに及びませんが、クラーケンを信頼していただき資産をお預けいただける場合において、最大限の透明性と安全性を提供できるように、今後も努めてまいります。

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【暗号資産・暗号資産のお取引に関する重要事項】
■暗号資産は本邦通貨又は外国通貨と異なります。
■暗号資産の価格は変動するため、損失が生じる場合があります。
■秘密鍵を失った場合、保有する暗号資産を利用することができず、価値が失われます。
■暗号資産は、移転記録の仕組みの破綻等により、価値が失われる場合があります。
■暗号資産は対価の弁済を受ける者の同意がある場合に限り対価の弁済のために使用することができます。
■暗号資産消費貸借契約につきましては、資金決済法上の暗号資産交換業に該当するものではないため、お客さまが貸し出した仮想通貨は分別管理の対象にはなりません。