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ビットコイン、8月までに大きな値動きも【クラーケン・インテリジェンス】

ここ1、2週間が仮想通貨市場にとって苦しい時期であったことは間違いがない。過去最高値からの50%マイナスだけでは許してくれないかのように、長引くレンジ相場が多くの投資家の忍耐力を試している。過去1週間、ほぼNFT銘柄だけが気を吐く展開だった。

夏の小康状態はいつまで続くのだろうか?

ビットコインのテクニカル分析によると、実はそう遠くない未来にボラティリティが高まる兆候が出ている。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily 「ビットコイン/米ドル(1日)とボリンジャーバンド幅(BB width)」)

ビットコイン/米ドル(1日)のグラフを見てみると、5月中旬以降でビットコインは3万ドルから4万2000ドル付近で推移していたのが分かる。しかし、先日お伝えした通り、最近は3万ドルから3万5000ドルへとレンジ幅を縮小していた。
3万ドルが何回もサポートとして機能する一方、4万2000ドルのレジスタンスにはチャレンジできていない状況だった。

しかし、まもなくこの状況が変わるかもしれない。

過去1、2週間を見てみると、ビットコインは「下降ウェッジ」パターンを形成しているかもしれない。ウェッジは、上下いずれにもブレイクできずにとどまっていることを示しており、ブレイク時にはブレイクした方向に大きな値動きを見せることを示唆する。
下降ウェッジは下方にブレイクするより上方にブレイクすることが多い。

このため、ビットコインは8月1日までの間に上方にブレイクし、新たな上昇トレンドを開始する可能性を示唆している。

また、ボリンジャーバンド幅(BB width)が2018年以降で最も縮小している。バンドの幅が拡散に向かい、値動きが大きくなる日は近いかもしれない。

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