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NFT熱狂の中心地 今度はペンギン【クラーケン・インテリジェンス】

8月12日(UTC時間)のビットコインは3%近く下落した。取引高は2220億ドルと7週間ぶりの高さの中でビットコインが売られ、RSI(相対力指数)は「買われすぎ」から「ニュートラル」に戻った。

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ただ、NFTセクターは0.4%のプラスと好調さをキープした。とりわけNFTコレクターズ向けの作品に対する熱狂は未だに続いている。仮想通貨市場においてNFTは存在を確固たるものにしつつある。

最新の熱狂の中心地は、イーサリアムブロックチェーン基盤のNFTでペンギンのコレクションである pudgy penguinだ。

7月末、8888体の可愛いペンギンが平均0.03ETHが売りに出された後、19分で完売。その後、平均価格は右肩上がりで上昇し、昨日は平均2.23ETHに到達した。コレクション全体が約6500万ドルと評価されたことになる。
(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「Pudgy Penguinsの平均価格」)
このペンギンのコレクションは、NFTブームに目をつけたセントラルフロリダ大学の4名のクラスメートによって作られた。「フレンドリー」であることからペンギンが選ばれたそうだ。
Pudgy Penguinsの「実用性」としては、Twitterのプロフィール画像に使って自分の資産を自慢することなどが考えられている。また、ペンギンのオーナーには毎月「何か」が無料配布されることになるという。ペンギンが、将来的に価値の保存手段として機能する可能性もあるだろう。
ただ、Pudgy Penguinsも、他のNFT作品と同じようなリスクを内包していることを忘れてはならない。それは、常に新たな流行りのコレクションとの競争にさらされることになり、コレクターに飽きられてしまうことだ。
2017年にブームとなったICO(イニシャル・コイン・オファリング)と異なり、NFT市場の流動性は限定的であるため、NFT同士のシェアの奪い合いは過酷なものになる。このため、ICOよりNFTの方が価格上昇が速いかもしれないが、下落速度もより激しくなる可能性がある。

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