ビットコインのマイナー、利益確定の兆候見られず【クラーケン・インテリジェンス】

本日は米国の感謝祭。マーケットは休暇モードだが、ビットコイン(BTC)は4日ぶりの6万ドル回復を目指して緩やかに上昇している。米議会上院のエリザベス・ウォーレン議員が、感謝祭に必要な食材が例年より高い理由は「強欲な企業が株価維持のために値上げしたから」とツイートしたことが話題になっている。果たして本当にそうなのか?と懐疑的に見る仮想通貨業界関係者は多い。「インフレ」をめぐる議論は、今後も、ビットコイン相場を占う上で一番重要なテーマの一つになるだろう。

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前回同様、今回もクラーケン・インテリジェンスによるオンチェーン・レポートの一部を紹介する。今回は、ビットコインのマイナーの動向だ。ビットコインのマイナーにとって、利益確定の売りを仕掛ける時期ではないことが過去の傾向から分かる。

クラーケン・インテリジェンスの11月オンチェーン・レポートの原文はこちら:https://kraken.docsend.com/view/cmgczyig2bkvwx2s

ビットコインのマイナーは、マイニング報酬として現物のビットコインを獲得するが、必ずしも獲得したビットコインをすぐに売るわけではない。経費支払いのタイミングや今後の相場展望が大きく売買の判断に関わってくる。

ここで注目なのが、プエル・マルチプル。一日あたりのマイナーの売上高を、一日あたりのマイナーの売上高の365日移動平均で割った値だ。

歴史的にはプエル・マルチプルが0.5を下回ると、ビットコインが底値をついてマイニングの利益率が持続的でないほど低い水準まで落ち込んだことを意味する。逆に3を上回れば、マーケットのサイクルの頂点と時期が一致するので、利益確定売りの絶好のタイミングになるといえる。


(出典:Kraken Intelligence「ビットコインのプエル・マルチプル(緑)とビットコイン価格(黒)」)

現在のプエル・マルチプルは、1.46。マイナーは十分に利益を上げている状態であるものの、マーケットの頂点ではないと考えられる。このため、マイナーは、しばらくは利益確定の売りをするより、ビットコイン保有を続ける可能性が高いと解釈できる。

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