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ビットコイン 取引所保有量の減少トレンド続く

クラーケン・インテリジェンスは、先週、2021年の仮想通貨マーケットを振り返る大型レポート「2021’s Crypto-in-Review: Going Mainstream」を公開しました。今回の相場分析メモは、レポートの一部を紹介します。

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2021年のビットコインのリターンは58%。決して悪くないパフォーマンスですが、主要仮想通貨20種の中ではワースト3の成績でした。2022年が始まっても低調な推移が続くビットコインに対して失望感を覚える投資家は少なくないかもしれません。

しかし、クラーケン・インテリジェンスのオンチェーン分析をみてみると、ビットコインの相場はそこまで悲観すべき状況ではありません。オンチェーン分析とは、取引量やアドレス数などブロックチェーンに記録される取引情報の傾向をもとに現在の仮想通貨相場を分析する手法です。

今日は、オンチェーン分析の一つである「取引所の保有量」の変化についてみてみましょう。

クラーケンなど取引所が持つ保有量の変化を見ても、ビットコイン市場に大きな異変はみられません。


(出典:Kraken Intelligence「取引所が持つビットコイン保有量の変化」)

2021年6月から年末まで、一月あたり取引所から流出するビットコインの方が取引所に流入するビットコインより多いトレンドが続いています。これは、実は、マーケット的にはポジティブなトレンドです。なぜなら、取引所が保有するビットコインが減るということは、日本円など法定通貨にすぐに交換できるビットコインが減っているということを意味するからです。足元では、売り圧力が高まっていないことが確認できます。

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