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ビットコイン もし強気相場が終わっていないとすれば・・・?【クラーケン・インテリジェンス】

昨年末から下落トレンドにあるビットコインは、今年に入ってさらに1万ドル以上、下落し4万ドルを下回った。執筆時点では3万6000ドル台で推移している。米連邦準備理事会(FRB)による利上げ見通しを受けて株などからリスクマネーの逆流が起きており、「リスク資産」の顔も持つビットコインも影響を受けているという見方も出ている。現状では、直近の仮想通貨相場の天井は昨年11月の6万9000ドルだったと考えたくもなるだろう。

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しかし、クラーケン・インテリジェンスが発表した最新レポート2021’s Crypto-in-Review: Going Mainstream によると、テクニカル分析の一つであるビットコインの対数成長曲線(Logarithmic Growth Curve)はビットコインが「買われ過ぎ」の水準に到達する前に下落トレンドに入ったことを示唆している。

(出典:Kraken Intelligence「ビットコインの対数成長曲線」2021’s Crypto-in-Review: Going Mainstream より)

歴史的には、「買われすぎ」の水準を示す赤ゾーンに入った後に下落トレンドが始まり、「売られすぎ」の水準を示す緑ゾーンに入った後に上昇トレンドが始まっている。

2020年末に始まった強気相場は赤ゾーンに入る前に値動きに勢いがなくなり始めているのが分かる。これが強気相場における調整であるとして天井はもっと高いところにあるとすれば、ビットコインの対数成長曲線によると、ビットコインは赤ゾーンのある11万4200ドル〜14万6800ドルまで上昇する可能性がある。

一方、もし2022年は弱気相場まっしぐらの年ということになれば、ビットコイン大数曲線によると、その底値は緑ゾーン付近の2万6300ドル〜3万3800ドルということになる。

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