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ビットコインとイーサリアム アクティブユーザー数で明暗

昨年末からビットコインとイーサリアムはレンジ相場となっているが、オンチェーン上の活動に関しては明暗が分かれ始めている。

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イーサリアムの月間アクティブユーザー数は、3月に22.5%増加し882万人を記録した。月間アクティブアドレスは、過去30日間で送金など取引が行われたアドレスの総数だ。1月には720万人まで減少していただけに、イーサリアムの巻き返しが期待できる地合になってきているかもしれない。DeFiやNFT市場は小休止している印象があるが、受け皿となるブロックチェーンであるイーサリアムの活動は鈍っていないようだ。

(出典:Kraken Intelligence, Coin Metrics「イーサリアム/ドル(黒)と月間アクティブユーザー数(紫)」)

一方、ビットコインの月間アクティブユーザー数は足踏みをしている。

(出典:Kraken Intelligence, Coin Metrics「ビットコイン/ドル(黒)と月間アクティブユーザー数(水色)」)

3月にビットコインの月間アクティブユーザー数は2.1%減少し、1660万アドレスを記録した。直近のピークだった2021年11月と比べて9.5%マイナスだ。

ビットコインは大口投資家にも自信の揺らぎが見られ始めている。1000BTC以上を保有するいわゆるビットコインのクジラは、3月前半は増加したが、後半にかけて減少。2259アドレスで始まり2257アドレスで3月を終了し、前月比でほぼプラスマイナスゼロという結果に終わった。

ビットコインに対する需要が低下している懸念もあり、価格に悪影響を与える可能性もあるだろう。

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