イーサリアム 重要サポートだった「Band4」陥落【クラーケン・インテリジェンス】

クラーケン・インテリジェンスは、毎週、仮想通貨チャートを更新して、歴史から見た相場の天井もしくは底と、現在価格との距離を定点観測している。

今回の注目は「イーサリアム対数回帰レインボー」。ここ数日の急落によって、これまでサポートとなってきたBand4を下回った。

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①イーサリアム対数回帰レインボー

イーサリアムの歴史的な価格推移を対数回帰で分析し、レジスタンスとサポートを測る指標。どの地点から測るかによってレジスタンスとサポートの水準は異なる。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「イーサリアム対数回帰レインボー」)

例えば、2018年1月につけた過去最高値に沿った対数回帰の線(Band8)を辿ると、今回のサイクルの天井は2万4561ドル付近になることが分かる。

現在のイーサリアムは2372ドルで推移しており、Band3(1640ドル)とBand4(2528ドル)の間にある。Band4を回復するには、現在の価格から7%上昇しなければならない。

②「ビットコイン強気相場 週間サポート」

ビットコインは、歴史的に20週指数平滑移動平均線(EMA)と21週移動平均線(SMA)がサポートとして機能してきた。ビットコイン価格は2つの平均線をサポートに反発して新たな上昇トレンドを作る傾向がある。もし価格が双方の移動平均線を下回る時、強気相場の終わりを示している可能性が高い。


(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン強気相場 週間サポート」)

ビットコイン価格は現在3万4024ドル時点で、20週EMAと21週SMAはそれぞれ4万983ドル、4万785ドルに位置している。

③ビットコイン対数成長曲線

2011年1月からのビットコイン価格の推移において、レジスタンス(天井)とサポート(底)を繋げた成長曲線を引いた。赤い対数の線を超えたら「買われすぎ」、緑の対数の線を下回ったら「売られすぎ」と考えられる。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン対数成長曲線」)

現在のビットコインの”買われ過ぎ”の水準は13万6513ドルから17万3515ドルで、現在の価格と比較して+301%〜+410%の乖離がある。

一方、ビットコインの”売られ過ぎ”の水準は3万3528ドルから4万2616ドルで、現在の価格と比較して-1%〜+25%の乖離がある。

ビットコインが今後も上記の成長カーブ通りに動くという保証はどこにもないが、この成長曲線はビットコイン市場が強気相場にいるのか、弱気相場にいるのかを知る上で参考になるだろう。

④ビットコインのMVRV Zスコア

ビットコインのMVRV Zスコア(Market Value to Realized Value)は、ビットコインの時価総額(価格×流通コイン数)と”実現”価値(コインが最後に動かされた時(2つの異なるアドレス間で移動した時)の価値の合計)からビットコインが売られすぎか買われすぎかを測る指標。7から11(ピンクのボックス)が「買われすぎ」を指し、0.9から−0.3(緑のボックス)が「売られすぎ」を指している。

ビットコインのMVRV Zスコアの公式は、(時価総額ー実現価値)/(時価総額の標準偏差)だ。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコインのMVRV Zスコア 」)

ビットコインのMVRV Zスコアは0.59。先週の0.98から低下した。売られすぎの水準(緑)で推移している。

現在ビットコインの時価総額は1週間前と比べて14.6%減の6260億ドルで実現価値は前週比横ばいの4640億ドルとなっている。

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