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Kraken(クラーケン)は11周年を迎えました。CEOのジェシー・パウエルがその歴史を熱く語ります!

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11-Years

「ビジネスが11年も続けば、経営者として安心してもよいと思われるかもしれませんが、仮想通貨業界は、今日までずっと激動の中にありました。」

2011年、ジェシー・パウエルは顧客と規制当局が信頼できる、新しい仮想通貨取引所の設立に着手しました。ジェシーはクラーケン設立後、仮想通貨業界の逆風、高値、安値、熱狂、FUD(Fear, Uncertainty and Doubtの略で、悪い噂をさす)を経験しながら、クラーケンを仮想通貨業界のリーダーとして導いてきました。

クラーケンのエディターであるピート・リッゾは、クラーケンの11周年を記念して、ジェシーと対談を行いました。 クラーケンがどのように市場の荒波の中で独自の道を切り開いてきたか、そしてクラーケンが次に向かう方向について、お時間があればビデオを観てみてください。

ベアマーケット(下落相場)を乗り切る

仮想通貨業界において11年目を迎えるにあたり、ジェシーはクラーケンの初期において、黎明期にあった仮想通貨業界がどのようなものであったかを振り返りました。

「私たちは仮想通貨についてのすべての技術を持っていましたが、当時は業界自体が消滅する可能性がありました。まだ仮想通貨に対する十分な検証がなされておらず、規制当局がどのように規制するのかが不透明な状況にありました。2014年までは、ベンチャーキャピタルからの資金調達もできませんでした。」

これら仮想通貨を取り巻く不確実性を認識したジェシーは、初期の仮想通貨投資家のための安全な場所としてクラーケンを立ち上げることに着手しました。クラーケンは、何よりも安全であることをモットーに、妥協することなく顧客の資産保護を最優先で進めることで信頼を得てきたのです。

クラーケンは、強靭で適応性の高い技術に基づいて設立され、「仮想通貨の普及を促進させることで、誰もが金融サービスを享受し、経済的に自立できる社会を目指す」という使命を追求してきました。

「2011年、ビットコインは0.3ドルから3ドル、30ドル、そして2ドルに戻りました。長い道のりでした。今は多くの人がビットコインを持っていますが、仮想通貨の普及はスマートフォンの普及のように緩やかなものになるでしょう。」とジェシーは語り、スマートフォンと仮想通貨が似たような歩みを経て成熟してきたことを振り返りました。

ジェシーは、このベアマーケットにおいてロードマップを加速するため、これまでの「仮想通貨の冬」の際と同様に、強力な価値を有し、クラーケンと類似したカルチャーを持つ企業を買収することに関心を示しました。彼はまた、最先端のアイデアを形にし続けている人々、また仮想通貨に明るい人々にとって、クラーケンが理想的な環境であるという点について話しました。

ファイナンシャル・インクルージョン(金融包摂)は私たちの重要な原動力となる

ジェシーは、仮想通貨が、世界の恵まれない人々に対して金融という力を与えること、またクラーケンがこのファイナンシャル・インクルージョンの最前線でどのように貢献しているかについて述べました。

また、ジェシーは、NFT、仮想通貨、ブロックチェーン技術がアーティストにもたらす経済的なメリットについても強調しました。NFTを使用して「所有権」を確認することで、アーティストがユニークな方法でファンとつながったり、デジタル経済の中で作品を収益化する方法を説明しました。

クラーケンは、創造と取引が交わる魅力的な接点において、役割を果たせることを誇りに思います。Kraken NFTマーケットプレイスは、業界最先端のセキュリティを備えており、プラットフォーム上でガス代(ネットワーク手数料)のかからない取引と、より安全なNFTカストディを可能にする予定です。

また、ジェシーは、ブロックチェーン技術の変革力について、インターネットの普及と重ね合わせて語りました。

「仮想通貨は、インターネットと情報の関係でいうところのインターネットのようなもので、インターネット普及前は、情報を探すには地元の図書館に行くか、百科事典を使うしかありませんでした。どちらもできなければ、情報にアクセスできなかったのです。それと同じようなことが、仮想通貨と金融でも起こり始めていると思います。仮想通貨は、銀行口座を持てない人が、他の方法では得られないような金融サービスへのアクセスを可能にしたのです。」

前を向いて進む

クラーケンの使命を達成するために、やるべきことは尽きません。ジェシーは、クラーケンが経済的な自由を促進するために、障壁を取り除く方法をいくつか説明しました。彼は、仮想通貨の普及をサポートするために、業界に対して、個人が仮想通貨を購入し使用できるようにするための手段を今後とり続けるよう、呼びかけています。

ジェシーは、使い勝手やアクセスのしやすさにおけるいくつかの問題に加え、ビットコインのエネルギー消費に関するFUD(悪い噂)を、普及のための重要なハードルの一つとして挙げました。多くの人がビットコインを、エネルギー供給への負担だと主張していますが、最近の研究では、ビットコイン・マイニング・カウンシル(Bitcoin Mining Council、2021年にマイニング事業者が中心となって立ち上げた組織)の3分の2以上と世界のビットコイン・マイナーの59%以上が持続可能な電力を使用しており、エネルギー消費の批判は 「現時点では完全に否定されている。」と述べています。

クラーケンは、最近のベアマーケットにおいても、500以上の採用ポジションを募集しており、クラーケンのミッション進行を加速させています。ジェシーは次のように締めくくりました。「クラーケンに関わる皆さんに心から感謝します。皆さんの協力がなければ、このようなことは不可能でしたし、11年前のような小さなチームでは、間違いなく実現できなかったでしょう。また、長い間仮想通貨業界に携わり、このサイクルをいくつか乗り切った人たちや、初めてのベアマーケットを経験している人たちにも感謝します。私たちと一緒に頑張ってくれて本当にありがとう。」と締めくくりました。

クラーケンの次の11年にご期待ください!

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