「ブル(強気派)の年」2020年の仮想通貨市場を振り返る by クラーケン・インテリジェンス

ビットコイン価格は急騰している。イノベーションが起こり、機会は溢れ、仮想通貨の普及は断固として進んでいる。抑制できない熱狂とともに始まった新年。クラーケンは、おそらく忘れることはないであろう2020年という年について振り返った。

2020年は、経済的・人道的な大災害の年として記憶されるだろう。そして、仮想通貨コミュニティーにとっては、新たな強気相場が始まった年として認識されるだろう。

新型コロナウイルスは金融マーケットに大きなショックをもたらし、仮想通貨も無慈悲な大虐殺から逃れられなかった。「暗黒の木曜日」と言われる暴落はビットコインにとって最悪の日の1つであり、41%の下落は1日の下落幅として史上2番目の大きさだった。

2020年の3月13日以降で、ビットコインは700%のリターンを得た。背景にあるのは機関投資家による需要。価値保存手段を求める企業のニーズが高まった。また、米国のワイオミング州でデジタル資産の銀行を設立する道が開けた。こうした法律面での良いニュースやスクエアやペイパル、マイクロストラテジー、マスミューチュアルなど大手企業による相次ぐ参入は、仮想通貨業界の確かな未来を示すことになった。

今回、クラーケン・インテリジェンスは、2020年に仮想通貨業界に影響を与えた全てのファンダメンタル要因を分析してレポートにまとめた。

DeFi(分散型金融)市場の勃興や機関投資家による参入、法律や規制の変化、イノベーション、値動きなどについて考察する今回のレポートを読むことで、今年1年の準備をすることができるだろう。

このレポートを読むことで、仮想通貨業界のどこに成長の機会があるのか、どのプロジェクトを検討すべきか、マーケットはどこに行くのかについて理解を深めることができるだろう。

今回のレポートでは、主に以下の内容を扱う。

何が普及を推し進めているのか

機関投資家による購入額はビットコインの総供給量の6%近くに急増した。100BTC以上を持つウォレットの数は3月以降で急増し、同時期に1BTC未満のウォレット数は2桁%の増加幅を見せた。2020年は、機関投資家による需要で潮目が変わった年と言えるだろう。

半減期

ビットコインの大きな魅力の1つに希少性があげられるだろう。新規ブロック作成に対する報酬半減という変更できないイベントとビットコインのディスインフレ傾向が強気相場の背景にあったことは確かだ。2020年5月11日、最新の半減期イベントが行われた。2020年末までには、ビットコインの総供給量2100万BTCの90%近くがマイニングされることになった。限られた供給量に対して需要が高まっていることを受けて、価格は再び上昇を始めた。

・イールド・ファーミング

分散型金融の台頭は、ステーブルコインの成長を促しただけでなく、仮想通貨投資家に新たな機会をもたらした。それは、イールド(利回り)の獲得だ。DeFiは、仮想通貨保有者が流動性プールにコインを提供する代わりにイールドを提供する。仮想通貨におけるイールドの出現は、長期保有者に対する新たな収益源となり、既存の金融インフラに対する挑戦としてさらに一歩踏み込んだことを意味する。

・ステーブルコインの成長

2020年は、分散型金融の発展とともにステーブルコインの普及も進んだ。トレーダーがイールドファーミングのためにステーブルコインを利用し始めたからだ。年末までにステーブルコインの総供給量は400%近く増加して277億ドルに到達した。VISAがグローバルの支払いネットワークをUSDCと紐づけると発表したように、ステーブルコインのパラダイムシフトは始まったばかりなのかもしれない。ステーブルコインは、伝統的な金融商品へのアクセスが困難な個人にとって金融への入り口になるだけでなく、ボラティリティ(変動幅)が大きい時の安全資産になることから、成長著しい業界の中でも人気を高めている。

詳しくはクラーケン・インテリジェンスのレポート(英語)をご覧ください
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