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ビットコインのストックフロー率 先週とほぼ変わらず【仮想通貨相場分析 by クラーケン・インテリジェンス】

ビットコインは過去最高値から1割ほど下落しておりますが、クラーケン・インテリジェンスお馴染みの3つの指標からは特段異常な動きは観察されてません。

  ①少なくとも1年動かなかったビットコインの割合

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少なくとも1年動かなかったビットコイン(BTC’s +1 Yr. HODL Wave )の割合は55.87%で、2020年9月9日につけた現在の波の頂点63.4%から7.5ポイント下がった。

歴史的に波の頂点と新たな強気相場の開始時期は一致する。ビットコイン価格が上昇する一方で動かないビットコインの割合が減少する傾向がある。

例えば前回の強気相場は、2016年1月19日に61.5%で波の頂点に到達し、当時の最高値を更新した2017年12月17日までに18.4ポイント下がった。

②ストック・フロー分析
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ビットコイン のストックフロー分析によると、ビットコインは若干売られすぎの水準にある。ストックフロー率からの乖離幅は0.91(1より下は売られすぎ)の水準にあり、先週の0.92とほぼ横ばい。

ストック・フロー率は、 ビットコインの総供給量(ストック)と新たな供給量(フロー)を基に算出される。高ければ高いほど、分析対象のコモディティの希少性が増すことを意味する。ストック・フロー率に ビットコイン 価格の推移を重ね合わせると、両者の動きがほぼ同じであることが分かる。

③グーグルトレンド
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現在のビットコインのグーグルトレンドのスコアは50で、3年ぶりの高水準だった先月の66から大きく低下した。

このスコアは、世界の「Bitcoin」グーグル検索数を価格と比較して算出したもので、急上昇したら価格が高値に近いことを示唆している。

過去最高は2017年12月に記録した100だ。

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