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ビットコイン、ボラティリティ急上昇に警戒 過去最大のオプション満期で【仮想通貨マーケット分析 by クラーケン・インテリジェンス】

依然として熱狂が続くNFTと時価総額トップ10の仲間入りをしたTHETAを例外として、ビットコインをはじめほとんどの仮想通貨のパフォーマンスが冴えない日々が続いている。史上3番目に良い第1四半期にも黄信号が灯り始めた。

仮想通貨市場全体の取引高は前日比で5%マイナスとなった。ただ、月曜日に記録した2週間ぶりの低水準と20日間平均移動の2330億ドルは上回っている。 激しい値動きがしばらく続いた後でボラティリティが低い期間に入るという現象は、ビットコインの歴史上で何度も見られた。

ビットコインオプション取引の建玉とビットコイン/米ドル価格

 

ただ、直近の24時間ではボラティリティが急上昇するかもしれない。

なぜか?

日本時間26日、過去最大60億ドルのビットコインのオプション契約が満期を迎える。この規模は、1月に満期を迎えた40億ドルをはるかに上回る。

ビットコインオプションの建玉は、昨年末の2倍以上となる約135億ドルまで増加した。

過去にはビットコインオプションが満期を迎えた後で、ボラティリティが上昇する傾向が見られた。次の24時間はボラティリティに警戒した方が良いかもしれない。

 

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