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4月のビットコイン相場、過去最高7ヵ月連続プラスなるか? 【仮想通貨マーケット分析 by クラーケン・インテリジェンス】

ビットコイン6万ドルをめぐる攻防が続く中、痺れを切らして動いたのはアルトコインだった。木曜日に時価総額上位25位のアルトコインは2.3%上昇した一方、ビットコインは0.3%のプラスにとどまった。

アルトコインの中で目立ったのが、DeFi(分散型金融)関連のトークンだ。2020年の「DeFiの夏」はひと夏の思い出に終わってしまった感があったが、最近のNFT(ノン・ファンジブル・トークン)のブームに勇気づけられたのか、DeFiが再び存在感を出し始めているようだ。

また、過去24時間で急上昇したのはライトコイン (LTC)だ。一時は新生ファイルコインに抜かれて時価総額トップ10から陥落したが、現在は再びトップ10入りを果たしてユニスワップ(UNI)と競っている。上昇の背景には、ライトコインがビットコインライト(BitcoinLite)」に改名するという「ニュース」が飛び込んだことがあるかもしれない。ライトコイン創設者のチャーリー・リー氏が言及したのだが、エイプリルフールなのかどうかは定かではない・・・。

ビットコイン/米ドル 月別リターン

4月に好スタートを切ったのはアルトコインだったが、3月を終えてビットコインが6ヵ月連続でプラスのリターンを維持したことも忘れてはならない。3月にビットコインは30%上昇し、歴代3月の平均リターンである8%を大きく上回った。

6ヵ月連続の上昇は、過去2番目の長さだ。過去最高記録は2012年11月から2013年5月まで続いた7ヵ月連続歴代の4月は、8勝2敗。4月はボラティリティが高いことでも知られており、歴史的には3月より平均で21%も高い。今年の3月は、ボラティリティ105%でスタートをして今年最低水準の64%で終えた。

ビットコイン/米ドルのボラティリティ(実質)
歴史的なパターンからは、ビットコインは過去最高の7ヵ月連続プラスに向けて好位置にいるかもしれない。

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