ビットコインのドミナンス、歴史的低水準に【仮想通貨相場分析 by クラーケン・インテリジェンス】

仮想通貨市場は続落だった。とりわけ不調だったのがビットコインで、ビットコインの仮想通貨時価総額全体に占める割合(ドミナンス)は3年近くで最低の水準である50%近くに落ち込んだ。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコインのドミナンス」)
ビットコインは、ドミナンスが3年ぶりの低水準まで下がっただけではなく、2019年の第4四半期(10-12月期)から続いたサポートも下回った。トレンド転換を示している可能性があり、ビットコインのドミナンスが今後数日、数週間でさらに低下するかもしれない。
ただ、2017年まで遡ってみると、ビットコインのドミナンスは歴史的に50%がサポートとなってきたことが分かる。よって、トレンド転換があったとはいえ、現在の水準からビットコインが盛り返す可能性も排除しない方が良いだろう。
一方、アルトコインに対して市場参加者は強気だ。ビットコインよりETHやUNIなどアルトコインが今後は伸びると考える市場参加者も多いかもしれない。しかし、リスクオンのムードが一変してアルトコインを持ち続けられなくなる時、彼らが一斉にビットコインに回帰する可能性もあるだろう。
※本原稿は、Kraken IntelligenceのOTC Dailyの一部を翻訳・編集したものです。
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