ビットコインは4月につけた過去最高値6万5000ドルから約3 3%下落した。ヘッドラインに踊らされる相場展開の中、 投資家は自信を失い始めている。 今日も中国が金融機関や決済サービス企業による仮想通貨関連サー ビス提供を禁止する方針を改めて示し、 市場心理に冷や水を浴びせた。
実際、過去最高値を更新して以降、
「クジラ」 と呼ばれる大口投資家のビットコインアドレス数が減少しているだ けでなく、仮想通貨取引所へのビットコイン流入額が増えている。 18日には取引所への流入額は1万BTCと15ヵ月ぶりの高水準 を記録した。
投資家がオフラインの仮想通貨ウォレットからビットコインを取引 所に送金して売却しているのは明らかなようだ。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン価格と取引所への流入額・ 取引所からの流出額」)
ただ、一連のネガティブなヘッドラインの前に利益確定売りの動き は始まっていたことが分かる。ビットコインの今年の強気相場は、 機関投資家による需要に支えられてきた。 ビットコイン投資によるリターンが何倍にもなった機関投資家や企 業の担当者にとって、 地合が良い時に利益を確定し悪い時に退出するのは当然の行為だろ う。
ビットコインをめぐる「物語」が終わりを迎えたのではない。 このタイミングでの売りは必ずしもサプライズではなかったかもし れない。
※本原稿は、Kraken IntelligenceのOTC Dailyの一部を翻訳・編集したものです。
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