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ビットコイン 投資家心理が大幅に改善か【クラーケン・インテリジェンス】

仮想通貨相場は落ち着きを取り戻しつつあるが、まだ安心はできない。

ビットコインのボラティリティは、5月23日に1年ぶりの高水準である117%をつけた後、低下を続けている。また、27日(UTC時間)の取引高は3000億ドルと5月2日以来で最低の水準まで下がった。一息ついている投資家も少なくないのだろう。
(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily 「27日(UTC時間)の仮想通貨マーケット」)
しかし、執筆時点でボラティリティは111%と未だに高い水準にあり、一日に上下に10%ほどの動きがあるのが現状となっている。強気相場が再開するのか、さらなる弱気相場に突入するのか、不透明な状況が続くだろう。
ただ、ニュースのヘッドラインに対する投資家の耐性はできてきたようだ。「物言う投資家」として著名なカール・アイカーン氏が仮想通貨に最大15億ドル(約1600億円)ほどを投資する可能性があるというニュースに対して、良くも悪くもマーケットはほぼ無反応だった。
投資家心理の悪化が底をついたことを示すデータもある。
「仮想通貨の恐怖・強欲指数(Crypto Fear and Greed Index )」は、先週にコロナショックのあった2020年3月以来となる「極端な恐怖」である11をつけたが、現在は「恐怖」である27まで回復した。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン価格と仮想通貨の恐怖・強欲指数」)
ビットコイン価格が保合いで支えられる一方で投資家心理の改善が進めば、リスクマネーの再流入などをきっかけに勢いを取り戻すかもしれない。
※本原稿は、Kraken IntelligenceのOTC Dailyの一部を翻訳・編集したものです。
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