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ビットコイン、さらなる反発余地? 【仮想通貨相場分析 by クラーケン・インテリジェンス】

過去5日間でビットコイン(BTC)は最大で15%ほどマイナスとなったが、過去48時間で10%以上も回復した。反発のきっかけは、14日RSI(相対力指数)がコロナショックのあった2020年3月以来で初めて「売られすぎ」の局面にさしかかったことだろう。

(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン/米ドル」)
同時に、50日間単純移動平均線(SMA)を下回ったものの、100日間単純移動平均線(SMA)からは反発したことが確認できる。現在、50日間SMA回復に向けて動いているようだ。短期でさらに反発する余地がありそうだ。
50日間SMAと100日SMAの間に挟まれて、次の大きな動きまで数週間保合い相場が続く可能性も忘れてはならないだろう。
一方、イーサリアム(ETH)はビットコイン建てで5週間連続でプラスを維持。ETH/BTCは、上昇型チャネルを上抜けようとしている。現在のETH/BTCは0.042BTC。チャネルのレジスタンスは0.05BTCだ。
(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ETH/BTC」)
ただ、ビットコインの時価総額に占める割合(ドミナンスが)3年ぶりの低水準となる中、ビットコインが盛り返す可能性がないわけではない。14日RSIを見てみると、ETH/BTCは「買われすぎ」の水準にある。
必ずしも歴史が繰り返すわけではないが、テクニカル分析によって見える相場の傾向について認識はしておいても良いだろう。
※本原稿は、Kraken IntelligenceのOTC Dailyの一部を翻訳・編集したものです。
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