あまり話題になっていないが、実は5月6日(UTC時間)に仮想通貨市場全体の時価総額が過去最高を更新した。時価総額は2兆5000億ドルに迫り、4月23日につけた直近の底値である1兆6000億ドルからほぼ1兆ドルを積み上げた。ここがとりあえずの天井なのか、まだ上昇余地があるのか、見極める必要があるだろう。
仮想通貨市場全体の時価総額の1日ごとの推移を見ると、昨年11月以降、調整を繰り返しながらもトレンドは右肩上がりを継続している。
(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「仮想通貨市場全体の時価総額(1日)」)
1月初頭、仮想通貨全体の時価総額は当時過去最高の1兆1500億ドルをつけた後、8000億ドル付近まで下落。下落幅は28%だった。その後58%上昇して1兆8000億ドルに最高値を更新した後、再び28%下落。時価総額は1兆3000億ドルまで下がった。その後、上昇相場が再開して、4月16日に以前の最高値の1兆8000億ドルから28%プラスとなる2兆3000億ドルを記録。そして、例の如く28%下落して反発した。問題は、今回はどこまで上昇するか?だ。
このトレンドが今後も継続する確証はないが、思考実験をしてみよう。前回と前々回の上昇幅である58%と28%の中間である43%を取り、前回の最高値である2兆3000億ドルから43%上昇する場合を計算し見ると、次の新たな高値(higher-high)3兆3000億ドルになる。
少し野心的すぎるだろうか?そうかもしれない。不可能であろうか?そうとは言い切れないだろう。
※本原稿は、Kraken IntelligenceのOTC Dailyの一部を翻訳・編集したものです。
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