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ビットコインETF承認のフラグ?高まるモメンタム【クラーケン・インテリジェンス】

ビットコインのモメンタムが高まっている。
2週間前に我々はビットコイン先物の建玉が増えていないため、市場の強気度は必ずしも高くないことを伝えていた。現在、建玉が過去最高水準の32億ドルをつけた。

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(出典:Kraken Intelligence’s OTC Daily「ビットコイン先物の建玉と資金調達率」)
建玉とは、先物取引で未決済のまま残っている約定のことである。建玉の増加は新たな先物契約が増えて先物市場にマネーが流入していることを意味する。
また、資金調達率もポジティブな水準で推移している。ビットコインが確かな上昇トレンドにあるのは間違いないだろう。
背景にあるのは、ビットコインETFへの期待感かもしれない。
ビットコイン先物のETFとビットコイン現物のETFの2つのうち、まずはビットコイン先物ETFが今月中に承認される可能性がある。米証券取引委員会(SEC)は、ProShares、Valkyrie Investments、Invesco、VanEckが申請しているビットコイン先物のETFについて、まもなく何らかの判断を下さなければならない。
8月、SECのゲーリー・ゲンスラー委員長はビットコイン先物のETFに関して好意的なコメントをした。さらに本日、SECの投資教育オフィスが以下のようなツイートをしたことから、さらに期待感が高まっている。

「ビットコイン先物契約を保有するファンドに投資する前に、潜在的なリスクと利益を慎重に検討したか確認しよう」

SECが前向きであることの証左と捉えた市場関係者も少なくないだろう。

ただ、承認されてもビットコイン価格には大きなインパクトをもたらさない可能性もある。カナダのビットコイン先物のETFとビットコイン現物のETFを比べた場合、前者への需要は弱いのが現状だ。

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