Kraken(クラーケン)、新CEOにCOOデイブ・リプリーを任命

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Kraken(クラーケン)、新CEOにCOOデイブ・リプリーを任命
Kraken(クラーケン)は、共同創業者兼CEOのJesse Powell(ジェシー・パウエル)が今後CEOを退任し、取締役会会長に就任することを発表しました。現COOのDave Ripley(デイブ・リプリー)が新CEOに就任する予定です。
ジェシーは、「デイブの実績あるリーダーシップと経験から、彼が理想的な後継者であり、クラーケンを次の成長へと導く最適な人物であると確信しています。私自身は、クラーケンのプロダクトやユーザーエクスペリエンス(ユーザー体験、UX)、および、より広範な業界支援のために、多くの時間を費やすことを楽しみにしています。」と述べています。
デイブは、クラーケンの成長と事業の拡大に重要な役割を果たしてきました。彼は、クラーケンを50人から現在の3,000人以上の従業員をもつ企業に成長させるとともに、これまで16社以上の買収を完了させ、複数のライセンス(登録)やパートナーシップ(連携)を成功に導いてきました。
「私のビジョンは、他の経営陣と同様、暗号通貨の普及を加速させる(accelerate the adoption of cryptocurrency)というジェシーのビジョンと同じです。」と、デイブは述べています。彼のリーダーシップの下、クラーケンは今後もプロダクトを充実させていき、お客様に暗号資産の「旅」をお楽しみいただけるよう努めていきます。
暗号資産業界において現在10年近い経験を持つデイブは、自身が共同創業者兼CEOを務めた暗号資産ウォレットサービス会社「Glidera」をクラーケンが買収したことによりクラーケンに入社しました。彼は、ソフトウェアエンジニアおよびプロダクトマネージャーとしてキャリアをスタートさせ、ボストン・コンサルティング・グループにおいては、金融サービス業界の経営者に対して戦略的なコンサルティングを行っていました。
これまでの11年間で、クラーケンはビットコイン取引所から多様な暗号資産関連のプラットフォームへと成長を遂げました。クラーケンのプロダクトとしては、一連の取引ツールや教育的なコンテンツのほか、業界を牽引する充実したステーキングサービス、先物取引およびOTCデスクが含まれます。(一部サービスは日本では提供しておりません。)また、既に発表済みのとおり、クラーケンは今後独自のNFTマーケットプレイスを立ち上げる予定です。
私たちは、ジェシーのリーダーシップと、これまでの11年間の暗号資産とクラーケンの使命への貢献に感謝しています。そして、次の10年間の成長と暗号資産の更なる普及に向けて、デイブを新CEOとして迎えることを大変嬉しく思っています。